地図もウソをつく (文春新書)

地図もウソをつく (文春新書)

地図もウソをつく (文春新書)

地図は、紙の上に、できる限りの情報を、詰め込んだものに過ぎず、技術上の理由や、国策によって、いくらでも、現実を歪めて、表示されることがあるという、いわれてみれば、当たり前のことを、検証している。


中国に発注した地球儀の国表示が、中国の立場で表示され、全部、回収するハメになった話など、
だから、地球儀は、国産で、高価なのだと、納得した。


韓国の地図に、青瓦台(大統領府)が、決して、記載されていないのは、かつて、北朝鮮にテロ攻撃され、大規模な銃撃戦となったことがあり、国防上のことだということも、初めて知った。