菅直人の一本勝ち!

女は、男のどこに、決定的に、敵わないと感じ、憧れるか?
鷹揚さ、寛大さである。
その行動をされると、すべての女が、ツンから、デレに変身し、ゴロニャン状態になる、
このことは、古今東西、知られていて、政治は、もちろん、
ありとあらゆる、男女の社会的人間関係を維持する基礎となっている。


お公家さん、若旦那など、鷹揚の薫りに、女蝶は、吸い寄せられていく。


各国の統治者が、内政で、慈悲深い統治者として振る舞うのも、この化学からである。


ただ、国際政治で、鷹揚さ、寛大さを演出するのは難しい。
そもそも、その機会が少ないし、
鷹揚さ、寛大さを、示したがために、
本国に,シャレにならない損害を、与えることも多い。
最悪の場合、亡国に繫がることさえある。


しかし、機知をとらえて、寛大さを示せば、
世界に自国の、品格を、アピールすることができる。


かつては、中国と、イスラム諸国、フランスのお家芸が、寛大だった。


前に読んだ雑誌で、
「フランスの学生に、『フランスで、もっとも、重要とおもう徳目は?』
を、聞くアンケートを、とったら、一位は、『寛大さ』、だった。」
という、記事を、読んだことがある。


対して、世界で、もっとも、不寛容な国は?
という問の答えは、ダントツで日本だろう。
不寛容、ゼロトレランスのみが、問題を解決するという、
不寛容原理主義者が、草の根で、社会を支配する国なのだ。


これでは、少子化は、自明の理?


話がずれたが、今回の中国人解放では、
日本政府首相が、中国のお家芸を奪って、
寛大さを、国際社会にアピールする結果となった。
国際社会は、中国相手に一本取った政権として、菅政権を、認知するだろう。
国益を怒号し、
ナショナリズムを煽る不寛容なマスコミ、ミニコミとの対照が、ハッキリと、あきらかになった。


岡本真夜の曲の北京五輪テーマソング盗作の時も、中国の世論は
岡本真夜の寛大さを称え、対して、盗作者の野郎は、という、論調になった。


今回も、中国の世論は、
菅直人の寛大さを称え、対して、自国政府の無能共は、という、論調になるだろう。


そんなことがわからないほど、現在の北京は無能ではない。
一口吼えたあと、火消しにかかるだろう。
やっぱり、菅直人の一本勝ち!