国民総医師運動における財源

# 2010-06-08

* 国民総医師運動 2CommentsAdd Star
* 国民総医師運動 1CommentsAdd Star 参照
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
財源について概算する。
現在、医師の年収が1200万×25万(人)=3兆円
総医療費、約30兆円。つまり、90%の医療費は、非医師に支払われている。(純粋な薬や、医療機器の材料費は僅かで、ほとんどが、手間賃だ。)
つまり、責任者(主体的指示者)に、10%、
非責任者(客体的被指示者)に、90%が、支払われている。
非責任者(客体的被指示者)は、どう、言葉を飾っても、結局、責任者(主体的指示者)の、奴隷である。
これでは、組織が活性化し、組織のモラルが向上することはない。
(病院活性化の為の取組みなど、対症療法に過ぎない。
奴隷は、奴隷。
医師は、「こんなに、私は、経営者として、一生懸命やっているのに、なぜ、奴隷たちはわからないのだ」、と、疲労困憊している、農場主のようなものだ。
奴隷は、主人に、怒られないこと、今晩の食事にありつけることしか、関心がない。)
南北戦争アメリカでは、白人、黒人の人種差別が、からみ、奴隷解放宣言以降も、ゴタゴタが、続いたが、
奴隷に、権限を与え、融和の方向の努力が継続されている。
まして、同じ、日本人、同じ医療への使命感をもつ者。
融和は、はるかに容易だ。


数字に、戻る。
A:医師の年収を半減して600万×50万(人)=3兆円
これだけでも、危機的な医療危機を、ひとまず回避できる。
25万の医師も、大多数は、金銭や、中高一貫の受験専門教育のゲタで、なっている、倍増したからといって、質の低下はない。
むしろ、強欲が減り、向上しそう。


B:しかし、医療従事者のすべてに、何らかの医師資格を与えると(奴隷解放)、
年収600万×500万(人)=30兆円
総医療費は、変わらず、20倍の医師が、主体的に
医療にかかわることになる。


C:さらに、年収120万×2500万(人)=30兆円
医師資格は、運転免許のように、職業そのものというより、職業基礎資格になる。


たぶん、運転免許所有者の年収(増加分)は、
年収100万×5000万(人)=50兆円
ぐらいのものじゃないのか?


タクシー運転手や、F1ドライバーもいれば、お抱え運転手もいる。職業とせず、ただ、自分、家族のために
時折、ハンドルを、握る人もいる。


同様に、一般診療医師や、超絶手術技巧の医師もいれば、お抱え医師もいる。職業とせず、ただ、自分、家族のために、時折、診察をし、健康管理に努める医師もいる。


ここまで、くれば、日本の医療は、世界の手本になるだろう。
ここまで、くれば、医療観光も、アリかもしれない。


もちろん、現在、5000万ドライバーに対する啓発運動は、常に続けられており、
信じられないことに、これだけドライバーがいても、
近くに乗せてくれるドライバーがいなくて、買い物にいけない、高齢者買い物難民の話題が、時折、報じられる。
しかし、これだけ、ドライバーがいると、深刻化することはない。


同様に、2500万医師体制が実現しても、その時点で、新たな問題が、浮上するだろう。


過疎地では、それでも医師不足が、完全に解消されることはない可能性が高い。
しかし、現在の壊滅状況とは、まったく、違う。


現在、全国に、無数の腕の良いドライバーがおり、
全国の人、物の流通を、支えている。

同様に、全国に、無数の腕の良い医師が散らばり、
全国民の健康、福祉を、支えることになる。


田中角栄の列島改造論なんかより、
he8の国民総医師運動のほうが、
地方分権、国土の健全な発展に遥かに寄与するのは明白だ。
まさに、コンクリートから、人へだ。
そうでしょ、ミンシュ君?


現在は、25万に、制限された運転手が、ふんぞり返り、疲れ果て、交通事故を、頻繁に、起こし、運転時間以外の緊急の客の乗車拒否をしている状況だ。
そして、車磨きや、ガソリン給油係や、乗車案内役
など、直接、運転しないものが、多数、おこぼれの職業についている。
この期に、至っても、運転者組合は、運転技術の
ような高難度の技術は、長い研修期間を要し、
25万の枠を増やすことは難しいなどと、
既得権益の保持、強化しか考えていない。
そんな状況だ。