誰が医療を守るのか―「崩壊」の現場とポリオの記録から * 作者: 真々田弘

誰が医療を守るのか―「崩壊」の現場とポリオの記録から

誰が医療を守るのか―「崩壊」の現場とポリオの記録から

制度に守られて、制度の甘い汁をたっぷり吸って、制度を変えることなど、思いもよらず、制度に殺されると、訴える医師たち。ばっかじゃねえの。
国民総医師運動を、始めればいいんだよ。誰も、反対しないよ。
運動につかう、多少の金銭も、持っているんだろう?


医師会長と、一般医師の上下関係は、経団連会長と、労働者の上下関係より、ずっと
ゆるやかなんだよ。
過労で倒れる労働者が、何百何千いても、経団連会長は、びくともしない。
過労で倒れる医師が、何十いたら、医師会長は、対応を追われる。


若い医師が、数百数千集まって、国民総医師運動を、始めれば、山は、動くだろう。
医師に、とっても、目先、損でも、将来、国民総医師の上に、君臨できる、美味しい
話なんだから。
日常の診察などの業務は、どんどん、権限委譲すれば、いいだけの話なんだから。


この著者は、テレビプロデューサー。
テレビでは、何かあれば、すぐに、医師の診察を受けましょうという、健康番組が、山のようにある。
そのことには、口を緘んで、誰もが、気軽に、受診するのが、諸悪の根源のような、言い方をされても。


テレビプロデューサーもまた、医師に、劣らず、制度に守られて、制度の甘い汁をたっぷり吸って、制度を変えることなど、思いもよらず、制度外の庶民を糾弾しても、
何にも、説得力ないよ。
悲憤慷慨のする暇でもあれば、国民総テレビプロデューサー運動でも、始めたら?