しばられてみる生き方――軍隊式・超ストレスコントロール術 (講談社プラスアルファ新書) 作者: 下園壮太


軍もまた他の人間組織と同じく、個を実現する場としての意味と、公に奉仕する場としての意味の両面性を持つ。
従来、軍は、後者について論じられることが多かったが、本書では、前者に注目し、現状肯定から、賞賛にまで論を踏み込んでいる。
前者について現状否定の立場から批判している本は多いので、読み比べれば、真の問題点が、多少でも浮き上がってくるかも知れない。