有能な政策立案者(立法)、執行者(行政)、結果評価修正者(司法)の育成、抜擢が、民族の存亡に直結することが、ますます明白になってきた

少しでも早い時期に、しかるべき能力をもつ子供を見出し、その能力を涵養、深化させるには、どうしたらよいか。
現代日本では、概ね、3つの道がある。
1、血統による能力の遺伝を絶対視し、しかるべき家柄の子弟に幼少時から、帝王教育を施す。(世襲
2、問答、あるいは文字への理解力を絶対視し、面接や紙試験での上位者を集めて、エリート教育を施す。(徒弟、学歴)
3、集団行動を組織する力を絶対視し、閉組織内での権力掌握、選挙での票獲得などの実績を挙げた者が、自主的に、自己への啓発教育を開始する。(官民の出世、選挙)
いずれも一長一短あり、21世紀の複雑怪奇な世界情勢という荒海を乗り切るには、ある分野の力が、決定的に欠けていることが多い。
更に、世界では、4、聖職者、が、加わる。(2、3、のなかに含まれるかもしれない)
ITの発達により、1,2,3、4、を、折衷し、拡大し、あるいは、新しい道を模索することが急がれる。