粘菌 その驚くべき知性 (PHPサイエンス・ワールド新書)

粘菌 その驚くべき知性 (PHPサイエンス・ワールド新書)

粘菌 その驚くべき知性 (PHPサイエンス・ワールド新書)

生物について、われわれは、なにもわかっていない。
粘菌同士が触手を伸ばして繋がるとき、迷路で妨害しても、かならず、最短距離に触手を伸ばして繋がるという。


顕微鏡で眺めているだけなら、不思議ですむが、もし、「ミクロの決死圏」の、ように、人間が、極小化して、その場にいたら、と想像すると、背筋が寒くなってくる。


粘菌そのものが、脳なのだろうか?意識や意思を、もっているのだろうか?

南方熊楠 菌類図譜

南方熊楠 菌類図譜

粘菌の研究に一生を捧げた、日本を代表する、知的巨人。
考える血管―細胞の相互作用から見た新しい血管像 (ブルーバックス)

考える血管―細胞の相互作用から見た新しい血管像 (ブルーバックス)

血管も、粘菌のように、それ自体の、意識?をもち、動き、成長しているのかも知れない。


暴飲暴食したら、考える血管が、ブチ切れて、反乱を起こす?


確かに、血行障害のときは、それ自体、問題だけど、補償しようと、無秩序に、四方八方に、新たに触手を伸ばす新血管も、それ以上に問題らしい。
奴らは、もう生体のことなど、どうでもいいと、傍若無人に、振舞うらしい。