身勝手な男と女の愛の幻想

身勝手な男性がもっとも、性の対象として追求する女性は、男性の快楽の為に、自己のすべてを曝し、我が身を削り、破滅していくようなタイプの女性であろう。
風俗街は、いつも、そういう純情で破滅的な女が、身を焦がして、男を待ちわびているような、幻想を振りまくことによって、身勝手な男性を、引き寄せている。

他方、身勝手な女性がもっとも、愛の対象として追求する男性は、女性への奉仕の為に、自己のすべてを曝し、我が身を削り、破滅していくようなタイプの男性であろう。
現代テレビ、芝居は、いつも、そういう純粋で破滅的な男が、冗談ばかり言って、女を大笑いさせているような、幻想を振りまくことによって、身勝手な女性視聴者、観客を、魅了している。

両者とも、まず、演技だが、まれに、本当に、そんな破滅的な女や男が、破滅的な人生を、本当に疾走して、世間を、驚かせることがある。

そんな、破滅的な女の例として、フランスのシャンソン歌手、エディット・ピアフが、いる。

エディット・ピアフ コンサート&ドキュメンタリー [DVD]

そんな、破滅的な男の例として、日本のデカタンス作家、太宰治が、いる。

日本の文部科学省は、次世代の全男性を、太宰治のような、女性の大笑いのために、身を削り、破滅する男性に育て、
次世代の全女性を、そういう男性じゃないと満足できない身勝手な女性に育てるため、
全国共通テストに太宰治を登場させているのだろう。

人間失格 (集英社文庫)

どっかの女子中､女子高あたりでは､国語の時間に､太宰治を､朗読しながら､太宰治なりきりで､女子中高生を､大興奮させる､若い教師などもいるのだろう｡
ホストクラブの予習のようなもの?
ついでに全国共通テスト対策も､ばっちりだし｡
大學入試も全入時代で､国語は、太宰治に熱中してOK､ あと､外人彼氏をゲットして､枕英語にいそしめば､どんな難関大も､軽く突破?
仕上げは、東京セレブを、気取って、地方を、上から目線で批判。
お金、払っているのよ。何、このサービス！