イスラエル大使の大和魂

ずっと前、街を歩いていたら、駐日イスラエル大使の講演会があっていた。
誰でも入れるというので、入ってみると、異様な雰囲気と熱気に驚いた。
老人ホームから動員された老人たちで満員で、日の丸とイスラエルの小国旗を、振っていた。
目つきの鋭いSPが、ぐるりと、会場内を、一周して、ずらりといた。
空港のような、セキュリティチェックの通り門もあった。
そんな中、イスラエル大使が登場し、流暢な日本語で話し始めた。


イスラエルで、日本人武道家に、武道を習って以来、日本に憧れていました。
いま、こうして、憧れの日本に赴任できて、とても、幸せです、というような、話だった。


そして、突然、スクワットのような、中腰の姿勢になって、私は、この姿勢のまま、何時間でも、じっとしていることができます。
わたしは、ついに、日本精神を、身につけることができるようになりました。と、歓喜の宣言をされた。