アラブーペルシャーインドーアフガニスタン関係 と、中国ー朝鮮(韓国)−日本ー満州 関係 の、歴史的、文化的 類似

かつて、古代に、アラブに、北方から、迫った、アーリア民族のうち、ペルシャ民族のみ、アラブの東北に定着して、文明を作り、文弱の民族になった。
更に、東進したアーリア民族は、インドを、征服したあと、インドにて、土着民族と、混交した。


やがて、時代が下り、8世紀に、アラブに、起こった、イスラム教は、ペルシャ民族により、厳格な導師、教程をもつシーア派に、変質した。
また、インドのイスラム教は、インド原住民のヒンズー教(アニミズム)による、反撃で、深刻な、摩擦を、引き起こした。


かつて、古代に、中国に、北方から、迫った、ウラル・アルタイ民族のうち、朝鮮民族のみ、中国の東北に定着して、文明を作り、文弱の民族になった。
更に、東進したウラル・アルタイ民族は、日本を、征服したあと、日本にて、土着民族と、混交した。


やがて、時代が下り、10世紀に、中国に、起こった、儒教(朱子学)は、朝鮮民族により、厳格な儒者、教程をもつ李退渓派に、変質した。
また、日本の儒教は、日本原住民の神道(アニミズム)による、反撃で、深刻な、摩擦を、引き起こした。


上記の図式を理解すると、インドのイスラム地帯であるパキスタンから、日本の儒教地帯である西日本・九州への思い入れが、理解できるのだが、現在の九州の支配階級に、そのような意識があるはずもない。


ヒンズー教インドと、イスラムパキスタンの泥沼の争いは、明日にも、日本に、起こりうる。
神道東日本と、儒教西日本の泥沼の争いとして。
たとえば、佐藤雄平福島県知事の激怒を、神道東日本は、非常に良く理解できるが、儒教西日本は、全く、理解できない。
逆に、松本龍復興相の恫喝を、神道東日本は、全く、理解できないが、儒教西日本は、非常に良く理解できる。
さらに、両者は、対立が、宗教的対立で、あることを、全く、理解していない。
つまり、異教徒への寛容という意識は、まったくない。
破局の条件は、揃っている。
1945年のインドのように、相互不信は、あっという間に、憎しみの流血、そして、訣別に、臨界しそう。


境目は、名古屋以東と、大阪以西か。
神道の聖地であり、石田梅岩の心学など、儒教的価値観の揺籃の地でもある、京都は、どちらに、つく?
地域的に、神道東日本だが、明治維新以来、儒教西日本に、征服された形に、なっている東京も、宗教的暴風雨が、吹き荒れそう。

神道東日本が、儒教西日本に、命令。

儒教西日本が、神道東日本を、恫喝。


おまけ。
アラブとペルシャとインドから見た、アフガニスタンは、中国と朝鮮と日本から見た、満州(或いは、モンゴル)と、対比できる。
このことに、100年前の日本が、気付いていれば、日本の大陸(満州)経営は、違った、歴史的展開を、見ていたかも、しれない。
また、現代日本が、気付けば、日本の対アフガニスタン政策の大きなヒントに、なるかも。
たとえば、米国が、対アフガニスタンに、手を、焼いているなか、かつての、満州経営のノウハウを、生かして、代わりに、アフガニスタンの安定化を、日本が、請け負うという、提案も、可能だ。
見返りに、沖縄の基地を、撤退してもらえばいい。
或いは、福島原発の危機対応を、請け負ってもらうという、ウルトラZも、ある。
オバマ大統領ならば、話に、乗るかも?