国民総医師運動 2

具体的にいうと、沢山の医師免許の種類を作り、複数の医師になる道を作ること。特に、年をとって、余生を医学に捧げようという人は、相当数いると思うので、そのような人たちのための、道も、用意しておくこと。


また、難病に罹患した本人が、その病気について、研究し、医師免許を、とることを、可能にすること。


たとえば、今すぐ、緊急処置として、できることとして、従来の医学部卒から、認定試験を受けて医者になる道を、Ⅰ種とする。


薬剤師、看護師、介護師、などから、一定年数の経験をつんだ者は、研修をうけ、認定試験を受けて医者になれる道をつくり、Ⅱ種とする。Ⅱ種の医者に、診察、投薬の権限を与えるだけでも、ずっと、現場は、スムーズに、動くと思う。


生物学、農学、心理学、工学、などから、医療のある分野における専門知識を、持つと、認定されると、特種の資格が、与えられる。


将来的には、家庭医ーー家族への診察、投薬等が、できる。一定の、講習、試験で、与えられる。一般家族の成人が、対象。


診察医(救急医)−−救急医療、状況に応じて専門医への連絡が、できる。一定の、講習、試験で、与えられる。学校、警察、企業、など、かならず、一定数いることが、望ましい。救急は必修。病院の夜勤もできる。


出産医ーー産婦への診察、投薬等が、できる。一定の、講習、試験で、与えられる。Ⅱ種は、手術もできる。


スポーツ医ーー指導者には必修とする。一定の、講習、試験で、与えられる。


食物医ーー食の安全の専門医。農業畜産水産関係者や、食品産業関係者が対象。


手術医ーーⅠ種のみならず、Ⅱ種、特種からでも、志望可能。CGなどで、手先の器用さ、緊張の持続など、あらかじめ、厳しく審査される。


地域医ーー地域により風土病など、特殊な事情がある場合、地域の医療機関の研究組織が、専門の医師を養成し、認定する。


他にも、いろいろと、考えることができる。


ほとんどの成人が、運転免許に加えて、医師免許を、持つことで、失業は、激減する。パートタイムでも、専門職として、十分な収入を得ることができる。


さらに、海外で医者として、容易に、職を、得ることができる。日本人の平均寿命は世界一である。日本人の医師免許所有者が異常に多くても、不思議には思われないだろう。